ポターのペットたち

多くのペット

ポター夫妻は過保護であったため、ふたりの子どもが他の子どもたちと交流することを認めませんでした。
しかし、ビアトリクスとバートラムはお互いのよい友人で、一緒にペットの動物を集めては、「お勉強部屋」で飼っていました。
ふたりはブロンズカエル1匹、トカゲ2匹、イモリ数匹、ヤマガカシ、カメ、ウサギをそれぞれ1匹ずつ飼っていたこともあります。
ふたりは熱心に観察しました。
ビアトリクスはこういったペットをテーマにたくさんのスケッチを残しました。
有名なキャラクターのほとんど全てが、実際に飼っていたペットを題材にしたものです。

ポターのペットたち

ベンジャミン・バウンサー

ベンジャミン・バウンサーはビアトリクスが最初に飼ったウサギです。
ロンドンのペット屋でこっそり購入して、紙袋に忍ばせて子ども部屋に持ち込みました。
「バウンス」はビアトリクスが描いた多くのウサギたちのモデルとなりました。

ポターのペットたち

ピーター・パイパー

ピーター・パイパーは黒の雄ウサギ(ベルギー種)で、まだほんの幼いうちに買われて来ました。
ビアトリクスはある子どもに宛てた手紙の中でこう書いています。
「ピーターはまるでねこのように暖炉のそばのじゅうたんの上で寝たものでした。
彼はとても芸がうまく、輪のなかをくぐったり、ベルを鳴らしたり、タンバリンをたたいたりしました。
ある時など、麦わら帽子の上でタンバリンをたたこうとしていたのですよ。」